サクニッキ(はてブロ版)

明日の記憶

  明日の記憶

「まずお歳を聞かせて下さい」「ここはどこですか」「次の三つの言葉を覚えて下さい。いいですか、あさがお、飛行機、いぬ」「今日は何曜日ですか」「さっきの三つの言葉を思い出して、言ってみてください」人ごとだと思っていたことが、我が身に起きてしまった。最初は物忘れ程度に思っていたが、若年性アルツハイマーの初期症状と告げられた。身につまされる傑作長編小説。

久しぶりの荻原作品。良かった。
なんでこの人のはドラマや映画になる物語はこんなにもいいんだろう。
いいから映像になるのか 映像になるから良く書くのか。書いてもらうのか。
とても『押入れのちよ』と同じ作者とは思えない。
短編の方が長編より突っ込みどころ満載なのが不思議だ。
それくらい良かった。
ラスト美しく切なげに締めくくってあるけど
実際の戦いはソコからなんだと あえて余韻から抜け出した。


図書館で借りたんだけど。
アルツハイマーの主人公が書く日記の誤字
作者がわざとそう演出しただろうが
赤や黒のボールペンで斜線が引かれ訂正されていた。
テメェの本でもない っていうか読む為の物に
そういう事するヤツがいるって事がスゲェ腹が立った。
次に読むやつの事考えろよ( `皿´)