サクニッキ(はてブロ版)

抱擁、あるいはライスには塩を

抱擁、あるいはライスには塩を

抱擁、あるいはライスには塩を
価格:1,785円(税込、送料別)

三世代、百年にわたる「風変わりな家族」の秘密とは-。東京・神谷町にある、大正期に建築された洋館に暮らす柳島家。ロシア人である祖母の存在、子供を学校にやらない教育方針、叔父や叔母まで同居する環境、さらには四人の子供たちのうち二人が父か母の違う子供という事情が、彼らを周囲から浮いた存在にしていた。

久しぶりの江國香織作品。しかも長編。
面白かった。何がって聞かれるとわからないけどw しいていえば江國感?
ああいう文の中間で前述を説明する文って好きじゃないんだけど、
それでもイライラせずに読めたのって不思議。
覚悟してたけど、やっぱりもわっと終わる作品なのね。
陸ちゃんの、第2世代の、不毛ではない明るい未来を期待します。


卯月とお庭のシーンは萩岩睦美の絵が脳内を満たした。
桐ちゃん、菊ちゃん、絹さん、竹さん、陸子好き。
豊彦、麻美嫌い。
あ、純血は歪んでいて、混血はまともな大人になるんだ。