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T細胞の改変で末期の白血病患者が全快

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2819490/7625533?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

ペンシルベニア大(University of Pennsylvania)の研究チームは、
患者から採取したT細胞に遺伝子操作を施し、
CD19たんぱく質(がん細胞もこれに含まれる)を発現させる全細胞を攻撃するよう
改変した。また、副作用を伴わずがん細胞を早期に死滅させるため、
他のT細胞とがん細胞が結合した瞬間にT細胞の増殖を促す改変も行った。

この治療法を適用した3人の慢性リンパ球性白血病(CLL)患者のうち、
1人は64歳男性で、血液と骨髄に3キロ分のがん細胞があった。
治療後2週間はほぼ何の変化もなかったが、その後吐き気、悪寒、
高熱を訴えるようになった。検査の結果、改変T細胞の数が急増しており、
吐き気や熱はがん細胞の死滅時に現れる腫瘍(しゅよう)崩壊症候群の
症状だと分かった。治療開始から28日目までにがん細胞は死滅し、
1年後の検査でもがん細胞は検出されなかった。


次は、この治療法を小児患者2人と
CD19陽性の成人患者少なくとも13人に試す予定だ。
非ホジキンリンパ腫、急性リンパ性白血病、
中皮腫卵巣がん、すい臓がんに有効かも調べることにしている。