サクニッキ(はてブロ版)

ぐるりのこと。

ぐるりのこと。

ぐるりのこと。
価格:4,536円(税込、送料別)

1993年7月。ふたりの部屋のカレンダーには「×」の書き込み。妻・翔子(木村多江)が決めた週に3回の夫婦の「する日」の印だ。ふたりはどこにでもいるような夫婦。翔子は女性編集者として小さな出版社でバリバリ働いている。一方、カナオは法廷画家の仕事に戸惑いつつ、クセのある記者・安田(柄本明)や先輩画家らに囲まれ、次第に要領を掴んでいく。職を転々とするカナオを、翔子の母・波子(倍賞美津子)、兄・勝利(寺島進)とその妻・雅子(安藤玉恵)は好ましく思っていない。しかし、そんなカナオとの先行きに不安を感じながらも、小さな命を宿した翔子には喜びのほうが大きい。1994年2月。ふたりの部屋に掛けられたカレンダーからは「×」の印が消えている。寝室の隅には子どもの位牌と飴玉が置かれていた。初めての子どもを亡くした悲しみから、翔子は少しずつ心を病んでいく。1995年7月、テレビは地下鉄毒ガス事件の初公判を報じている。産婦人科で中絶手術を受ける翔子。すべてはひとりで決めたこと、カナオにも秘密である。しかし、その罪悪感が翔子をさらに追い詰めていく。1997年10月、法廷画家の仕事もすっかり堂に入ってきたカナオ。翔子は仕事を辞め、心療内科に通院している。台風のある日、カナオが家へ急ぐと風雨が吹きこむ真っ暗な部屋で、翔子はびしょ濡れになってたたずんでいた。「わたし、子どもダメにした……」翔子は取り乱し、カナオを泣きながら何度も強く殴りつける。「どうして……どうして私と一緒にいるの?」そんな彼女をカナオはやさしく抱きとめる。「好きだから……一緒にいたいと思ってるよ」ふたりの間に固まっていた空気が溶け出していく──。

いい話だと思って観たら、いい話だった。
どうだ!いい話だろ!って風ではなく、じんわりと、
受け取る側の中で色を変えるみたいなね。
弱さを見せられるのってある意味強さだと思った。
羨ましかった。アタシもごちゃごちゃ色々感がてしまう方だけど、
見せれる弱さも、強さも、信頼関係も持ち合わせていない。残念だ。


翔子が再生していく(天井画を描く)シーンは良かった。
そして、その絵を二人で寝転び見上げながら、指が触れあう所がグッときたよ。
そうそう、夫婦の間に携帯電話が1度も登場しなかったのもすごく良かったよ。
簡単に連絡を取り合える時代、でも大事な事は全て生で伝えなくちゃね。