サクニッキ(はてブロ版)

百年法(上)

百年法(上) [ 山田宗樹 ]

百年法(上) [ 山田宗樹 ]
価格:1,890円(税込、送料別)

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。すがりつくように“永遠の若さ”を得た日本国民。しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律“生存制限法”も併せて成立していた。そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の“死の強制”が、いよいよ間近に迫っていた。経済衰退、少子高齢化格差社会国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。

久しぶりの山田宗樹の新作!発売前からドキドキと楽しみにしていた。
が、なんかちょっと違う。
山田宗樹のいいところが、いいだろう?!になってる感じ。
今までの作品に所々使われている表現方法が、
ごく僅かだから臨場感あふれるうまい感じだったのに、多々多々多々と…。
なんか残念だった。しかも堅苦しい始まり。
これまでも医療テーマが暫く続くと思えば、次はメンヘラ系が続き…
「ジバク」あたりから階級社会とか堅いオジサンが出はじめて。
だから今回読み始めて、最近はこういう風なのが好きなんだなぁ。なんて思った。
でも相変わらず女の人書くのうまい。いや、人を書くのは上手。
何かそんな風にイマイチ物語に入れず、初めて放棄しようかとさえ思った。
が、3分の2ほど読んでからやっぱり面白くなって、トータル10日ほどかけて読了。
相変わらずホント上手。すごい。
下巻に期待しようという気持ちは、下巻が楽しみ。にかわってきた。


百年保証される若さ。アタシなら、いらない。