サクニッキ(はてブロ版)

読了:紙の月 未読:満月ケチャ

今週のお題「今、読みたい本」
今読みたい本はズバリ朱川湊人の「満月ケチャップライス」

満月ケチャップライス [ 朱川湊人 ]

満月ケチャップライス [ 朱川湊人 ]
価格:1,470円(税込、送料別)

ーあれ以上においしくて元気の出る食べ物は、きっと、この世に存在しない。ある朝、中学一年生の進也は、妹の亜由美に起こされた。台所を見に行くと、知らない男の人が体育坐りで眠っている。夜の仕事をしている母が連れて帰ってきた人らしい。進也はあまり気にせず、いつものように目玉焼きを作りはじめると…「あ、そろそろ水を入れた方が、いいんじゃないですか?」3人家族と謎の男チキさんの、忘れられない物語が始まる。第一話 やってきた男 第二話 曲げちゃう男 第三話 咲かせる男  第四話 追われる男  第五話 逃げ出す男 第六話 遠い男  第七話 輝く男  第八話 さよならの男

読もうと思って、オチビにどう?美味しそうでしょう?
お月さん、中がケチャップライスなんだって。と笑いながら表紙を見せたら、
とても興味を持ったらしくそのまま奪われた。
それでも表紙を眺めた後に返ってくると思いきや、ページを捲り出す。
漢字多いねー。などと言いながらも一向に返ってくる気配がない。
そのうち「面白い!」と言って本気で読み始めてしまった。
自分はまだ何も読んでいないので子どもが読むには卑猥な描写があったらどうしよう?と
心配したけど、それでも朱川さんだから大丈夫だろうと、
どうせ途中でネをあげるだろうと、オチビの好きなようにさせている。
「1ページ位挿絵があったっていいのに」にはクスリと笑えたけど、
「満月ケチャップライスって本当にあってねー」とか「レシピもあるんだよ」とか
「怖い話なんだ」など、所々話の内容を教えたがるのは勘弁して欲しい。
早く返してほしい半面、年齢とは不似合の本を読み切ってほしかったり、
そういう本との出会いに伴う、忍耐力や集中力だったり、達成感やら諸々…
期待しまくっているハハであったりもする。


そして、その間にアタシが読んだ本は、
偶然にもお月さん繋がり。フルムーンとペーパームーン
意識していなかったので、読んでいる途中で気がついて驚いた。

紙の月 [ 角田光代 ]

紙の月 [ 角田光代 ]
価格:1,575円(税込、送料別)

わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。梨花は海外へ逃亡する。彼女は、果たして逃げ切れるのか?あまりにもスリリングで狂おしいまでに切実な、角田光代、待望の長篇小説。

色んな人の視点で梨花を書いている所はなんか最近ありきたりな感じで好きでなかった。
それよりも平凡を好んだ梨花がたった1度顧客のお金を借りたところから、
ゴロンゴロンと坂を転げ落ちるように転落していく様はなんだかハラハラしたし、
梨花の感じる焦燥感を読みながら同じように感じてしまった。
というのも、つい最近専業主婦の友人から 、値段を確認せずにポンと買った物が
4万もしてしまった。どうしよう。という相談を受けたばかりで、
梨花や亜紀がとても近く感じたからかも知れない。
海外へ逃亡した後の話や、終わり方はつまらなかった。
梨花は何をしたかったのだろう。わかるような気もするし、私だったら
家とは違う場所で朝を迎えただけで満足できてしまう気もする。
ずっと続く、続けるなんて、平凡な生活と同じで、かったるいじゃない。